労使が強い信頼関係で結ばれた、しっかりした労働組合があることは、会社、企業の発展にプラスになることはいうまでもないことです労働組合もなく、不満がつもっている職場で、いい仕事が出来るわけがありません。労働組合は働く者にとってなくてはならないものです。一人ひとりがバラバラでは出来ない事を労働組合を軸に、みんなの力を合わせる事によって実現させて行く、これが労働組合の基本目的なのです。


   労働者が経済的地位の向上を目指し、結成した団体です。*経営者:資材、道具、場所等を提供し、人を雇い、生産させ経済活動を行い、利益の追求をする者 *労働者:事業または事務所に使用され、賃金を支払われる者。労働を使用者に提供し、使用者から労働の対価として賃金をもらう者、労働組合であるには法適合組合である事が要求されています。
 労働組合法上の組合は(1)団体性(2)構成主体 労働者であること (3)自主性(4)経済的地位向上の目的(5)管理監督者の不参加(6)経費援助不享受(7)必要事項記載規約の7つの要件が満たされている事が絶対要件です。(労働基準法第9条)(労働組合法)


一部には労働組合を毛嫌いしたり、敬遠する経営者がいます「労働組合は困る」という経営者は、おそらく労働組合があると賃金や労働条件などを自分の思うままに決められなくなると考えているからでしょう。逆に言えば「労働組合がないと困る」のは、私達労働者なのです。労働組合の最大の役割雇用を守る、生活を守る、事です。そして 日本では労働者は労働組合法で団結が守られています。(労働組合法 第1条 団結権)